特許分類は分析の目的によって分類基準が変わり、目的に合う結果物を得ることがとても重要です。WIPSのPRISM(プリズム)は、特化された5つのAIアルゴリズムを使ってユーザーの正解データを学習させてユーザーの基準に最適化した分類エンジンを生成して提供するサービスです。
特許分析のために必須的なノイズ除去と分類作業はほとんどが手作業で行われるため、多くの費用と時間が必要となります。IPCなどの分類情報は急速に変化する技術体系に対応するには物足りず、細分化されていないため、特許を分析するための技術分類体系としては適切ではないです。WIPSのPRISMは、ユーザーの長い経験と実務を通じて作られた分類体系(正解データ)をトレーニングさせた個人化分類エンジンで、そのユーザーだけが保有できる固有の分類機です。
特化された5つのAIアルゴリズムを使いユーザーの基準に合わせて学習させ、ユーザーのための分類エンジンを個別に生成します。内部の分類基準を持っている企業であれば、もっと個人化されたサービスをご利用いただけると思われます。繰り返される検討、ノイズ除去、分類作業を一貫性ある分類機が短時間で処理してくれます。
5つのアルゴリズムの組み合わせ ⇒ 70個の学習されていないモデル(INDUCER)生成 ⇒ 3つのデータタイプを入力 ⇒ 210個の個別分類モデル生成 ⇒ 個別分類されたモデルの測定値によって15個の最終分類モデル選定 ⇒ 3つのアンサンブル適用 ⇒ 最終モデル決定 この過程を通じてユーザー個人化分類エンジンが生成されます。ここで「学習」とは、学習されていないモデル(INDUCER)にユーザーが定義した正解データを適用して分類モデルを作る過程をいいます。
正解を学習して生成された分類エンジンは分類されていないデータを推論してユーザーの正解データを基準に分類作業を実行します。
推論した結果は特許別に3つのカテゴリーと各推論結果の確率を提供します。数多くのテストにおいて90%以上の正確度が確認できました。